敵役が飾り瓦に!

  • おとん
  • 2014/07/12 (Sat) 18:39:34
嫌われものの鬼が飾り瓦としてつくられていました。

きょうはkiteさんとともに堺、和泉、河内長野、和歌山県橋本市を回ってきました。
私がこれまでにカメラに収めている鍾馗さんを案内したものです。

河内長野市石仏(いしぼとけ)の鍾馗さん=写真=がいるお宅に行ったとき、

Re: 敵役が飾り瓦に!

  • おとん
  • 2014/07/12 (Sat) 18:40:35
ちょうど奥さまが居合わせたので撮影の許可をいただきました。
そのとき、「ここにもありますよ」と、
庭の隅から出されてきたのが敵役の鬼の飾り瓦です。

鍾馗さんと鬼の組み合わせはたびたび目にしていますが、
鬼を単体で飾り瓦に仕上げているのは非常に珍しいのではないかと思います。

Re: 敵役が飾り瓦に!

  • 雪だるま
  • 2014/07/12 (Sat) 22:51:37
おとんさん、こんばんは。

暑い中でも精力的に探索を続けられていますね。
本当に珍しいものが見つかりましたね〜!
このような鬼が単体の飾り瓦は珍しいというより、私は初めて見ました。
髭の形は、鍾馗さんに似ているものがありますが、他に見つからないのは鍾馗さんを作る合間に遊びで鬼を作ってみたのでしょうか?
鬼面の鬼瓦の代わりでもなさそうですし、作られた理由は謎ですね。

Re: 敵役が飾り瓦に!

  • 雪だるま
  • 2014/07/13 (Sun) 10:03:14
今日の読売新聞の地域版に掲載されていた記事です。
この写真の鬼とは、直接関係はないと思いますが、ちょっとタイムリーな感じがしましたので投稿させてもらいました。
鬼の全身像が描かれた鬼瓦が登場したのは8世紀初めと書かれています。

Re: 敵役が飾り瓦に!

  • kite
  • 2014/07/13 (Sun) 10:47:02
私も同行していたので補足しますと、お宅は明治三十年代に建てられたそうで、鍾馗さんも同じころのものではないかと推測されます。
鬼の由来は家の方も知りませんでしたが、ご主人はあるとき、屋根から落ちてしまったので、それ以来下に置いてあるとおっしゃっていました。
私も鬼単体の飾り瓦と言うのは初めて見ました。

Re: 敵役が飾り瓦に!

  • まさみ
  • 2014/07/13 (Sun) 12:17:46
皆さん、おはようございます。

鍾馗さんの顔に牙と角をつけたような鬼ですね。
もとは屋根にあったということですから、やはり魔除けの鬼瓦の変形でしょうか?

雪だるまさんのおっしゃるように、面白半分で作ってみたのかも知れませんね。

僕も2体ほど鬼の飾り瓦を見ましたが、これは奈良斑鳩町の斑鳩神社にあったので、ちょっと意味が違うかなと思います。

Re: 敵役が飾り瓦に!

  • 三河屋茂兵衛
  • 2014/07/13 (Sun) 22:00:43
おとんさん。こんばんは。

この鬼、なんか親近感がわいてくるんですが・・・。

おなかのあたりの感じが・・・(以下、略。)

Re: 敵役が飾り瓦に!

  • おとん
  • 2014/07/13 (Sun) 23:55:39
みなさん、こんばんは。

《雪だるまさん》
奈文研の記事ありがとうございます。

《kiteさん》
補足ありがとうございます。

《まさみさん》
やはり鬼の飾り瓦の写真を持っておられましたか。

《三河屋さん》
あれっ? 三河屋さんのは筋肉の塊だとお聞きしたようなしないような……。


奥さまが鬼を出してきてくださったとき、私はその場におらず、
案内役なので写真を撮ることはなかろうと、カメラを少し離れたところに止めた車に置いたままでした。
急いで車に引き返し、カメラを入れたリュックをつかんで戻ってくると、玄関先にこの鬼がいました。

まじまじと眺めて、角がある、牙がある……これは鍾馗さんか?(舞い上がっていたのでしょうね!)
冷静なkiteさんが奥さまに向かって「これは鬼ですね、初めて見ました」の言葉に、
はっと我に返って、
ほんまや、剣やのうて金棒や!
徐々に冷静さを取り戻しました。
(投稿前に、内容をプレビューして確認できます)