徳島県石井町の情報

  • kite
  • 2013/11/10 (Sun) 11:43:04
雨の日曜日、ネットサーフィンしていて、見つけました。

阿波学会研究紀要 ~石井町の民家~
http://www.library.tokushima-ec.ed.jp/digital/webkiyou/32/3212.html

最後の方に鍾馗さんがでてきます。
木彫りのようでなかなか立派な感じですが、なんとも粗い写真なのが残念。
1985年頃の論文で、三十年近くたった今も残されている可能性の方が低いとは思いますが気になりますね。

おとんさんの次回里帰りに期待しましょうか(^^♪


石井町周辺の航空写真(1947年)
http://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=1187271&isDetail=true

左右に横切っているのが伊予街道で、自分はこういう航空写真を見ると
いてもたってもいられなくなります。現在はこの北側に国道192号線が通っていて
街道は旧道になっているようですが、現況がわかるような情報は見つかりませんでした。

隣町の国府まではストリートビューが来ているので、あと2~3年待てば安楽椅子探偵ができるかもしれません。

Re: 徳島県石井町の情報

  • 雪だるま
  • 2013/11/10 (Sun) 22:08:37
kiteさん、このような古い論文の深いところから良く見つけましたね。

木彫りの鍾馗さんは、細工が細かそうですね。鬼を片手に持っているように見えますが、どうでしょうか?

漆喰の絵は、藤沢薬品の商標になった絵と同じ狩野美信が描いたとされる「正装鍾馗図」の様ですね。

未だ現存しているといいですね。

Re: 徳島県石井町の情報

  • まさみ
  • 2013/11/10 (Sun) 22:10:22
よくまあこんな古いものを探してきましたね。

写真が小さくてよくわかりませんが、右の鍾馗さんは箱から外に出ているので、場所は全然違いますが奈良井宿の江島家の鍾馗さんを思いだしました。
左脇に足が見えるので鬼をかかえているのでしょうか?

左の彩色漆喰の鍾馗さんもどんなものなのかよくわかりませんが、見た所立派のもののようですね。

写真までつけているところを見ると、この地方でもかなり珍しいものだったのではないでしょうか?

Re: 徳島県石井町の情報

  • おとん
  • 2013/11/16 (Sat) 18:53:46
>あと2~3年待てば安楽椅子探偵ができるかもしれません。
いやいや、そんな悠長なことはいっておれませぬぞ!
木曜日の夜に、なにか呼ばれているような気がして掲示板をのぞいてみました。
こんなことはめったにありませんが、
日曜日(10日)が雨で宇和島へ行けなかったことが遠因かもしれません。

ノートパソコンは持って行っていてもネットにつなげず、
旧街道がどの辺りを通っているのか調べることもできません。
kiteさんの
 >現在はこの北側に国道192号線が通っていて
 >街道は旧道になっているようですが、
を頼りに昨日(15日)、
国道192号線の南側の東西の通りに的を絞って健在かどうか確認しに行ってきました。
30年という歳月が過ぎて旧街道の町家はほとんどなくなっており、
今風の家に建て替えられていて、
当然のことながら木彫りの鍾馗さんも見当たりませんでした。

Re: 徳島県石井町の情報

  • おとん
  • 2013/11/16 (Sat) 20:04:57
木彫りの鍾馗さんは見つけられませんでしたが、
瓦鍾馗さんが出迎えてくれました。

Re: 徳島県石井町の情報

  • おとん
  • 2013/11/16 (Sat) 20:08:52
徳島県では3体目です。
左側の建物が邪魔になり、正面からは写せませんでした。


kiteさんが掘り出した阿波学会研究紀要で、
「松茂町の民家」の中にも
《5.戸の口の軒に「鐘馗」の魔除けを付けている。》
という表現がありましたが、こちらには写真は掲載されていません。
http://www.library.tokushima-ec.ed.jp/digital/webkiyou/37/3714.html
松茂町は、鳴門市の南側に位置しています。

Re: 徳島県石井町の情報

  • kite
  • 2013/11/16 (Sat) 23:37:41
おとんさん、すごい!
転んでもただではおきませんね。

寝っ転がってググっていただけの私の書き込みにさっそく反応いただき、
感謝感謝です。

徳島県の三体は共通点がありませんね。
強いて言えば大ぶりでゆったりした作りでしょうか?

この夏、伊予街道/撫養街道をたどる探索を計画しましたが、猛暑にめげて見送りました。
また行きたくなってきました。

(投稿前に、内容をプレビューして確認できます)