明日香村祝戸の鍾馗さん

  • kite
  • Site
  • 2013/09/08 (Sun) 18:20:57
例によりググっていて情報を見つけた鍾馗さんを探してきました。
http://2ninn3kyaku.blog16.fc2.com/blog-entry-394.html

場所は奈良県明日香村祝戸。
石舞台古墳から飛鳥川に沿って少し南へ行ったところです。
酔芙蓉の上のあたりに鍾馗さんがいました。

Re: 明日香村祝戸の鍾馗さん

  • kite
  • Site
  • 2013/09/08 (Sun) 18:23:08
鍾馗さんは鬼瓦と一体となったタイプ。古そうなお宅で期待が高まります。

Re: 明日香村祝戸の鍾馗さん

  • kite
  • Site
  • 2013/09/08 (Sun) 18:24:52
肉眼では気づきませんでしたが、右側に銘がありました。

Re: 明日香村祝戸の鍾馗さん

  • kite
  • Site
  • 2013/09/08 (Sun) 18:33:13
「山瓦宗」
「嘉永五年子閏二月吉日」
「□□村新兵衛作」
こんな感じでしょうか。
□□が気になりますが、見えるアングルはなかなかなさそうでした。

三河屋さんの文政には及びませんが、嘉永五年(1852)といえばペリー黒船来航の前年。160年経過しています。

このお宅には他にも飾り瓦がたくさんあって、帰宅してから見た写真には他にも銘の入ったものがあったのですが、適当に写していたのであまり解読できませんでした。

もし行かれる機会があれば、見てきてくださいね。

Re: 明日香村祝戸の鍾馗さん

  • 雪だるま
  • 2013/09/08 (Sun) 20:47:26
kiteさん、またまたクグった情報で大ヒットですね!

旧家という事ですが、鐘馗さんの鬼瓦も含めて家全体がキレイな状態に保たれてていて、瓦の銘もハッキリと読めます。

屋根の上の守り神も代々の家の人達に大切にされて、この様な形でみつけられ幸せですね。
(^_^)

Re: 明日香村祝戸の鍾馗さん

  • まさみ
  • 2013/09/08 (Sun) 23:05:14
またまた江戸時代の鍾馗さん発見ですね。

立派なお宅ですが、鍾馗さんもなかなかのものですよ。
おそらく屋根瓦は葺き替えておられると思いますが、鍾馗さんの
状態は非常にいいですね。

拡大してみると顔も迫力満点で、新兵衛さんかなりの腕前とお見受けしました。
あとの飾り瓦も見てみたいですね。

Re: 明日香村祝戸の鍾馗さん

  • kite
  • Site
  • 2013/09/10 (Tue) 22:53:22
鍾馗さんの下には恵比寿さん。
煙出しにも立派な鳥衾が付いています。

Re: 明日香村祝戸の鍾馗さん

  • kite
  • Site
  • 2013/09/10 (Tue) 23:03:46
恵比寿さんにも煙出しの方にも銘が入っていましたが、帰宅後に気づいたので後の祭り。
拡大してみると、恵比寿さんの方は「山瓦惣」「???」
煙出しの方は「山宗」「?新作」と読めるようですが・・

Re: 明日香村祝戸の鍾馗さん

  • kite
  • Site
  • 2013/09/10 (Tue) 23:06:18
別棟(離れ?)には謎の顔が。誰でしょう?

Re: 明日香村祝戸の鍾馗さん

  • kite
  • Site
  • 2013/09/10 (Tue) 23:16:50
お猿さんもいました。
烏帽子に御幣に扇、とよく見かけるような姿で、これは日吉神社の使いと聞いたような気がします。
屋敷の北東角に近いところにあったので、鬼門除けでしょうか。

どの像も丁寧な仕事です。
まさみさんのおっしゃるとおり、なかなかの腕前の職人さんだったのではないでしょうか。

Re: 明日香村祝戸の鍾馗さん

  • まさみ
  • 2013/09/10 (Tue) 23:54:00
面白いですね!

恵比須さんがあればどこかに大黒さんもあるはずですね。
これが全部江戸時代のものかどうかはわかりませんが、とにかく鬼師のおじさんが張り切って作ったのはよくわかります。

この笑う顔の男はなにものでしょうか?
かなりの力作です。

元興寺塔跡にある笑う男を連想しましたが、こちらの方が数段出来がよいようです。

奈良の飾り瓦は種類も豊富で楽しめますね。

有難うございました。

Re: 明日香村祝戸の鍾馗さん

  • おとん
  • 2013/09/14 (Sat) 21:29:40
台風が近づいています。
みなさん、お気をつけくださいませ。

台風一過の秋晴れの日に行ってきます。
(投稿前に、内容をプレビューして確認できます)